結婚相談所

結婚相談所の退会手続き方法とは?ルールや費用・注意点について解説

結婚相談所の退会手続き方法

「結婚相談所を利用してみたけどなかなか出会えないから辞めたい」

なんて思ったことはありませんか?

結婚相談所は入会金や活動費、成婚に至る場合の成婚料を合わせると数十万円の費用がかかる一方で、必ず出会えるという保証はありません。

そのため途中で退会を検討する人も多くいますが、果たして結婚相談所は途中で退会できるのでしょうか?

本記事では、結婚相談所の退会手続き方法に加え、よくある退会理由やルールについて解説しています。

理由はどうあれ、現在の入会中の結婚相談所の大会を検討している方は是非確認してみましょう。

結婚相談所の乗り換えのタイミングは?原因や退会前にチェックすべきポイントについて解説

※本ページにはPRが含まれます。

結婚相談所は中途退会可能

そもそも結婚相談所を途中で退会することが許されているのかどうか気になりますよね。

実は結婚相談所は基本的にどのタイミングでも途中で退会することが可能です。

中には様々な理由がありますが、結婚のサポートをするサービスなので、必要がなくなったら切ることができ、強制力はありません。

しかし退会のタイミングによって必要な費用が変わっているので注意が必要です。

結婚相談所で退会を決断する主な理由

結婚相談所で退会を決断する主な理由として何が一番大きいのでしょうか。

もちろん退会する理由は人それぞれですが、大体は以下の理由で退会することが多いです。

  • なかなか出会えない
  • 思ったようなサポートが受けられない
  • 会員以外との結婚が決まった
  • その他

以下に退会する理由がある方は結婚相談所の中でも一般的なので、気負いせずに確認しましょう。

中々出会えない

結婚相談所の1番の目的は、条件に合った相手と出会うことですから、出会えないというのは一つ退会の大きな原因となります。

元々異性との折衝に慣れていない状態から立て続けにお見合いを重ねることによって、精神的に疲れてしまうこともあります。

長い期間かけて理想の相手に会えないことは意外にも疲れてしまい、結果的に婚活疲れを引き起こしてしまいます。

婚活は何も結婚相談所を利用しなければいけないわけではなく、ましてや一つの結婚相談所に固執する必要はありません。

婚活に疲れてしまうことで退会を検討する人が少なからずいるのです。

思ったようなサポートが受けられない

結婚相談所で、自分が求めているサポートが受けられないことで退会を検討する方も多くいます。

結婚相談所には基本的に以下の3種類で構成されています。

  • 仲介型
  • 検索型
  • データマッチング型

例えば、恋愛のイロハから学びたくてアドバイスを受けながら結婚相手を探したいと思っている人が、自分で相手を探す検索型の結婚相談所を利用しても、なかなか理想の相手を見つけることはできません。

また仲介型の結婚相談所で、担当したコンシェルジュと馬が合わずに、十分なアドバイスをもらえなかったのも、立派なサポート不足です。

このように目的と手段にずれが生じてしまうと、思ったようなサポートが受けられなかったという問題が発生してしまうのです。

会員以外との結婚が決まった

結婚相談所に入会中にプライベートの人と交際関係になり、そのまま結婚することによって中と退会する人も中にはいます。

結婚相談所では恋愛の講座やアドバイスを受けることができるので、自分磨きをすることで異性との関係が上手くなります。

それによってプライベートで成功することがあるのです。

実は結婚相談所によっては、入会中の会員以外との結婚も成婚率に含んだ数字を出しているところあります。

そのため結婚相談所が掲げている成婚率というのは、計算方法をしっかり確認したうえで参考にすることが重要です。

その他

今まで紹介してきた理由には含まれないこともいくつかあります。

  • 介護
  • 転勤
  • 病気

などです。

自分のコントロールの効かない部分での、やむを得ない退会は、やるせないですよね。

ただし、やむを得ない理由で退会するということは、それまで真面目に活動してきたり婚活にやる気があるという気持ちの表れでもあります。

婚活は自分の気持ちが大事なので、そこまで気負いしなくても問題ないでしょう。

結婚相談所の退会手続き方法

結婚相談所の退会手続きをする方法

結婚相談所の退会方法はいくつかあります。

  • 直接伝える
  • メールで伝える
  • 電話で伝える

基本的にどの方法でもいいので一報入れないと、月額制の活動費が毎月自動で引き落とされてしまいます。

しっかりチェックしておきましょう。

直接伝える

カウンセラーやコンシェルジュに店舗へ直接伝えに行くのも良いでしょう。

この方法はある程度お互いに関係性ができているときに限りますが、書類等の書き込みが必要な場合に有効です。

しかし店舗が遠いなどの理由やオンライン型の結婚相談所の場合、直接伺うことはできないので注意しましょう。

メールで伝える

メールや専用のフォームから伝える方法もあります。
直接出向かないと手続きが完了しないこともあるので、その場合は退会方法について必ずチェックしておきましょう。

電話で伝える

店舗に訪れて直接伝えるのが難しい人であれば、電話で伝えるのも一つおすすめです。

メールで全て伝えるのは難しいものなので、直接伝えたいけど会うのは嫌だという人におすすめです。

しかし電話の場合、伝えた証拠が残らないので退会した後の手続きを書類でいただくように伝えることも忘れないようにしましょう。

結婚相談所の中途解約をする際に確認すべき費用

結婚相談の中途解約をする際に確認すべき費用についての紹介です。

  • 違約金
  • 返金保証
  • クーリングオフ

一つずつ見ていきましょう。

違約金

特に間に人がいる仲介型の結婚相談所の場合、違約金が発生する場合があります。

結婚相談所で決められた期間内で解約した場合、最大2万円の違約金か契約時に残っている残金の低い方を請求されることがあります。

違約金についての説明や契約時の書類に記載されているので、あらかじめ確認しておくことが重要です。

また2万円以上もしくは法外な金額を請求をされた場合は支払いの義務はないので、注意しましょう。

返金保証

大手の結婚相談所によくみられるのが、返金保証制度です。

返金保証制度は、結婚相談所で決まったある程度の期間の中で、お見合いが発生しなかった場合に全額返金が保証されているものです。

大手の結婚相談所は圧倒的な会員数がいることから、出会えることに自信を持っているので、こういった返金保証制度というものが充実しています。

クーリングオフ

結婚相談所には基本的にクーリングオフ制度が適用されるので、正式に契約してから8日間以内であれば、いかなる理由であっても全額返金を受けることができます。

基本的には、クーリングオフをすることができますが、不安な方は一度最寄りの消費者センターに相談することをおすすめします。

結婚相談所から退会を引き留められた時のコツ

結婚相談所はカウンセラーやコンシェルジュと密にコンタクトを取っていた場合ほど、退会を引き留められることがあります。

結婚相談所に強制力はもちろんありませんから、退会することはできますが、人によってはやめづらい人もいますよね。

以下では退会を引き留められた場合のコツについて紹介していきます。

  • 強い意志を持って断る
  • 引っ越しすると伝える
  • プライベートで結婚相手が見つかったことを伝える

どれも有効な方法なので、一度確認しておきましょう。

強い意識を持って断る

一番楽なのは、強い意志を持って断ることですよね。

それができたら苦労しないと思いますが、出会いがないことやサポートが合っていないことは立派な退会理由になります。

なぜ自分が退会したいのか明確にリストアップして、強い意識を持って断れるようにしましょう。

引っ越しをすることを伝える

店舗が限られている結婚相談所に関しては、引っ越しを伝えることを伝えましょう。

仕事による転勤ややむを得ない引っ越しを伝えると、退会することができます。

おすすめは海外転勤が決まったと伝えることです。

オンライン型やインターネットで活動できる結婚相談所の場合は有効ではありませんが、方法の一つとして知っておくと良いでしょう。

プライベートで結婚相手が見つかったことを伝える

他に結婚相手が見つかったことを伝えるのも一つ効果的です。

結婚相談所は結婚相手を見つけて成婚させることが目的なので、結婚相手が見つかったことで退会するのは、正当な退会理由となります。

気になるのは成婚料ですが、基本的に成婚料が発生するのは会員同士の結婚の場合に限ります。

嘘をつくことになるので、罪悪感は残りますが、場合によって使ってみるのも良いでしょう。

退会する前に確認すべき注意点

結婚相談所を退会する理由はいくつかありますが、何も考えずに退会してしまうと後悔することがあります。

退会前にチェックすべきポイントは以下の通りです。

  • 退会後は会員と会わない
  • 解約にかかる費用の整理を行う
  • 休会制度を利用する

詳しく見ていきましょう。

退会後は会員と会わない

結婚相談所の退会した後に、会員と会うのはマナー違反とされています。

中途退会した後に結婚してしまうと、本来支払うはずの成婚料を払わなくてよくなってしまいます。

基本的に会員と付き合っている状況のまま退会することはNGで、退会するのであれば同時にお別れすることがマナーとされています。

退会にかかる費用の整理を行う

退会にかかる費用の整理を行いましょう。

基本的に違約金がかかる場合は2万円前後で済みますが、期間や制度によっては支払いの義務がない場合があります。

退会に関してかかる費用の確認は、あらかじめ行っておくようにしましょう。

休会という方法もある

場合によっては退会する必要はなく、休会という方法をとることもできます。

世の中には婚活疲れという言葉がある通り、婚活自体に疲れてしまうことも。

その場合の選択肢として休会という方法があります。

休会中は別途月額費を払いながら、結婚相談所に籍を置いておくことができるので、あらかじめ休会制度の有無は確認しておくべきでしょう。

結婚相談所は途中で退会することができる

結婚相談所は途中で退会することができる

結婚相談所は正当な理由がなくとも、途中で退会することが可能です。

また期間や制度によっては、返金保証制度やクーリングオフが使用できる可能性があります。

退会までいかずとも一定期間であれば休会することもできるので、なるべくストレスを溜めずに続けていくことが大切です。

本記事を読んで、退会を悩んでいる方がいたら是非参考にしてみてください

結婚相談所の選び方とは?相談所のタイプや注意点について解説