婚活コラム

結婚相談所の入会に必要な書類とは?取得方法や注意点について解説

結婚相談所に入会する際は、自分の身分を証明するために必要な書類が多くあります。

結婚相談所は、結婚相手を探すのが目的なので、独身を証明する書類の用意も必要になります。

本記事では結婚相談所を利用する際に必要な書類について紹介し、取得方法・注意点についても解説していきます。

入会を決めてからスムーズに揃えられるように、あらかじめ確認しておきましょう。

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結婚相談所に必要な書類は6つ

結婚相談所は結婚相手を探す場所なので、会員になるには自分が何者であるかという情報を開示しなくてはいけません。

このように厳正な審査があるからこそ、結婚相談所の信頼性が証明できるのです。

まずは結婚相談所に必要な書類の特徴について確認しておきましょう。

身分証明書

身分証明書は、顔つきの証明書で「本人確認書類」とも呼ばれるものです。

身分証明書として認められるのはこちら。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート
  • 年金手帳
  • 住民基本台帳カード
  • マイナンバーカード
  • 特別永住者証明書
  • 顔写真付き福祉手帳

本人確認書類は必ず有効期限があるので、使用する際は更新日についてもチェックしておきましょう。

住民票

住民票は、氏名や性別・現住所が記載されている公的書類です。

一般的には引っ越しをした際に取得することが多いです。

住民票には2つの種類があり、世帯の全員が記載されている「世帯連帯式」と個人単位の様式「個人票式」があります。

よく間違えられる「住民票」と「戸籍」は「居住関係を公的に証明するもの」と「身分関係を公的に証明するもの」の違いがあるので注意しましょう。

結婚相談所で必要になるのは住民票です。

独身証明書

独身証明書とは、本人が独身であることを証明する公的な書類のことで、氏名・生年月日・本籍地・独身の4点が記載されています。

別名「婚姻要件具備証明書」とも呼ばれ、民法第732条「重婚の禁止」の規定に触れないために必要なものになります。

収入証明書

収入証明書とは「所得証明書」や「課税証明書」「源泉徴収票」を含めた書類のことを言いい、労働に対していくらもらっているか、いくら納税しているかの証明書になります。

賃貸契約の場合、家賃を支払い続けられるかの判断材料に使用されることが多く、結婚相談所でも、虚偽の収入の申告がないように提出を義務付けられています。

特にハイクラス型の結婚相談所では、会員の収入は選ぶ際の重要な指標となるため、証明書の中でも重要度は非常に高いのです。

学歴証明書

学歴証明書とは、自分が卒業した学校を証明するもののことで、卒業証明書や卒業証書がそれにあたります。

卒業証書は卒業時に渡される賞状のことで、卒業証明書は別途発行する必要がある卒業を証明する書類のことです。

結婚相談所によっては提出が求められることがあるので、注意しましょう。

国家資格証明書

国家資格を保有している人は、国家資格証明書のコピーを取りましょう。

医師免許・弁護士免許などがそれにあたります。

職業に国家資格を記入するのであれば必ず必要なので、注意しましょう。

結婚相談所入会に必要な書類の取得方法

続いて公的書類の取得方法について解説していきます。

なかには取得に時間がかかる書類もあるので、余裕を持って順位しておきましょう。

住民票の場合

住民票の取得には3通りの方法があります。

  • 住民票がある役所で発行する
  • コンビニで発行する
  • 郵送

一番確実な方法は、住民票がある地域の役所に届け出ることができます。

本人もしくは代理人が本人確認書類と請求書を届け出ることで取得することができます。

役所によって手数料がかかる場合もあるので、役所のHPであらかじめ確認しておくことをおすすめします。

しかし役所は基本的に平日しかやっていないので、取りに行く時間がないという方はコンビニでも発行することが可能です。

マイナンバーカードを取得していれば、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップで発行が可能なので、なるべく手間をかけたくない人にはおすすめです。

また郵送で請求する方法もあります。

役所HPにある「交付請求書」に必要事項を記入し、本人確認書類をコピーして、郵送します。

この時、返送用の封筒も同封して切手まで貼ります。

手数料として300円必要なので、手数料相当額の定額小為替証明書を発行も忘れずに行います。

間違っても硬貨をそのまま同封することがないように注意しましょう。

独身証明書の場合

独身証明書は、役所に直接赴くか、郵送にて請求することができます。

請求書は利用する結婚相談所から請求書を受け取って、本人確認書類と一緒に持って窓口で届け出をしましょう。

業者から請求書が直接受け取れないようであれば、役所に設置されている「戸籍課」で別途用意する必要があるので注意が必要です。

郵送の場合は住民票と同じ方法で送ります。

返送用の封筒を同封して切手まで貼り、手数料分の定額小為替証明書を発行します。

ただし代理人が発行する際は、本人の委任状がない受け取れないので注意しましょう。

収入証明書の場合

収入証明書も同様に住民登録がされている役所で収入証明書にあたる「課税証明書」「納税証明書」を発行することが可能です。

どちらも本人確認ができる証明書を持って、窓口及び郵送で請求することができます。

郵送方法は住民票請求と同じです。

しかし発行手数料は1枚につき300円かかるので、郵送の際は定額小為替証明書は請求する枚数分購入するようにしましょう。

学歴証明書の場合

学歴証明書の発行方法は3つあります。

まずは既に卒業した学校の窓口で発行する方法です。

学校のHPに卒業証明書を発行するページが記載されているので手順に沿って進めていきましょう。

写真付きの証明書が必要で、発行には大体500円ほどかかる場合が多いです。

郵送の場合も同じです。

卒業校が廃校になった場合は学校が所属している教育委員会に問い合わせると発行することができます。

学校が統合された場合でも、現存する学校に問い合わせれば発行することができるので、それでもわからない場合は、まずは学校に問い合わせることが大切です。

結婚相談所の必要書類の注意点

続いて結婚相談所の必要書類の注意点について解説していきます。

必ず事前に確認しておきましょう。

公的書類の偽造は犯罪

公的書類を偽造して提出すると、公文書偽造に抵触し罪に問われます。

法定刑はいずれも3年以上5年以下の懲役が罰せられることがあるので、絶対にやっては行けません。
自分の学歴や収入に自信がないからといって偽造した証明書を提出しても、何も生まれません。

バレてしまったら元も子もないので、犯罪に手を染めるようなことは絶対にやめましょう。

必要書類の有効期限はチェックしておく

身分証明書には有効期限が設定されているので、一定期間たつと更新しなくてはいけません。

期限が切れている証明書は効力を持たないので、必ず更新日については注意しておくようにしましょう。

以下は各証明書の更新日になります。

種類 更新期日
運転免許証
  • 優良運転者及び一般運転者は、前回の免許更新から5回目の誕生日の1ヵ月後
  • 違反運転者・初回更新者 前回の免許更新を終えてから3回目の誕生日の1ヵ月後
健康保険証 1年後の7月31日
パスポート 5年間または10年間
年金手帳 なし
住民基本台帳カード カードの発行した日から10年間
マイナンバーカード 発行の日から10回目の誕生日まで
特別永住者証明書 新たな特別永住者証明書の届出や申請をした日から7回目の誕生日
顔写真付き福祉手帳 交付日から2年が経過する日の属する月の末日

一度自分が持っている身分証明書の更新日について確認しておきましょう。

結婚相談所に必要な書類は余裕を持って取得するようにしよう

結婚相談所には利用するために必要な書類がいくつかあります。

会員からしたら「用意するのが面倒くさい」と感じるかもしれません。

しかし公的な書類の提出が多ければ多いほど、その結婚相談所の信頼度を保証しているのです。

提出書類の多さ=その結婚相談所の信頼度です。

入会の手続きが面倒くさいと感じる結婚相談所は確実に優良結婚相談所なので、安心して利用しましょう。

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