婚活コラム

婚活中の同時進行は当たり前?メリットデメリット・注意点について解説

結婚相談所で婚活を行う場合、「仮交際」という形で複数の方とお付き合いする制度があります。

本記事では、婚活中において複数人の異性と同時進行で付き合うことのメリットデメリット・注意点について紹介していきます。

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婚活中の同時進行とは

婚活中の同時進行は、婚活サービスの利用中に本命にあたる交際相手が見つからないので、複数の異性と付き合うことを指します。

一般的な恋愛感覚とは少し異なる部分なので、少しやりづらさを感じる人も多いです。

しかし結婚相談所には仮交際というものがあり、複数人の異性と仮で交際することがシステムとしてあります。

そのため、複数人と同時進行で付き合うことは婚活においては一般的なことなのです。

婚活中に同時進行することのメリット

婚活中に同時進行することのメリットについて解説していきます。

  • 効率良く成婚まで繋げられる
  • 経験を積むことができる
  • 選ぶ立場になることができる
  • 保険になる
  • 自分の好みを明確化することができる

一つずつ見ていきましょう。

効率よく成婚まで繋げられる

複数人と同時進行でお付き合いすることで、同時に複数の異性を比較することができるので、効率的に成婚まで繋げることができます。

1人ずつ交際していくより、効率よく自分との相性をチェックすることができるので、短期間で成婚まで繋げることが期待できます。

よりスピーディーに婚活を進めることができるので、少しでも早く結婚したい人におすすめです。

経験を積むことができる

複数人の異性をお付き合いすることで、異性との関わりが増えるので、恋愛の経験値を効率よく積むことができます。

短期間でもたくさんの異性と関わることができれば、異性の心理も徐々にわかってきます。

異性との付き合いが苦手な人は、あえて同時進行を選択することで、付き合いの苦手克服に一歩近づくことができますね。

相手にやる気をださせることができる

複数人と仮交際している状況を、当人に伝えることで、積極的な行動を引き出すことが可能です。

相手に複数人付き合っていることを伝えることで、競争意識を働かせることができる可能性があります。

相手にタイプによっては悲観的に感じてしまうこともあるので、相手を選ぶ必要がありますが、相手に求められたいという方は、当人に伝えて積極性を引き出すのも一つの手でしょう。

保険になる

複数人と同時進行で付き合うことで、同時進行している人数分の保険をかけることができます。

1人の本命相手と仮交際をしていると、断れた場合の精神的なダメージは大きいですが、複数人と同時進行している場合の方が、心にも余裕があり、次に繋げやすいです。

自分の好みを明確化することができる

同時進行で仮交際を続けていく場合、同じタイミングで異性と関わることになるので、比較しやすく、自分が相手に求める条件が明確化しやすいというメリットがあります。

1人の人と仮交際するより、複数人と同時進行した方が、相手を見極める時間を持つことができ、自分との相性も見えやすいので、より自分に合った相手を探すことが可能です。

複数の相手とコミュニケーションを取ることによって、2人に共通する部分が自分の好みなのだと、理解することもできますね。

婚活中に同時進行することのデメリット

続いて同時進行のデメリットについて紹介していきます。

  • 他の人を切る際に罪悪感がする
  • 体力が必要
  • 費用がかさむ
  • 相手の特徴を忘れてしまう
  • 逆に決めきれなくなってしまう

一つずつ見ていきましょう。

他の人を切る際に罪悪感がする

仮交際から本交際に進む際に、他の人を断ることに罪悪感が付きまとうのは一つデメリットと言えます。

本交際に進む際は、仮交際で付き合っていた他の異性はお別れを告げなくてはなりません。

断ることによって受ける精神的なダメージは断る側も断れる側も起きるので、お別れする勇気も必要になるでしょう。

体力が必要

複数人と同時進行することで、空き時間や休日に予定を作るとなると、どうしても体力が必要になってきます。

特に初対面の人であれば、気を遣う場面が多いので、より疲労がたまってしまいますよね。

1人で休む時間が取りづらくなってしまうと、他にしたいことに時間を回せない可能性があります。

婚活中でも自分の時間を確保したい人は、綿密なスケジュール管理が必要になってくるでしょう。

費用がかさむ

複数人の異性と同時進行している場合、必然的にデートが多くなるので、必要なお金も増えてきます。

食事のデートだけでも、交通費と食事代は最低必要になり、複数人となると人数分のデート費用がかさみます。

そのため婚活にあまりコストが使えないという人にはあまりおすすめできません。

それでも複数人と同時進行で仮交際をしたい場合は、同時進行する人数を減らして、こちらからお金のかからないデートを提案などの方法が必要になります。

相手の特徴を忘れてしまう

複数人と同時進行で仮交際をしてしまうと、相手の特徴を忘れてしまったり、混同してしまったりする恐れがあります。

相手の情報を間違えるのは失礼にあたるので、名前間違いやメールの送り間違いなどは避けたいですよね。

同時進行のコツは、デートや相手の情報をしっかりメモしておくことです。

ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスの「エビングハウスの忘却曲線」では、人間は1日で74%のことを忘れてしまうといった研究結果を提唱しています。

何もしないと忘れるのは当然なので、デート内容や相手の特徴は逐一メモをしておくことが大切です。

逆に決めきれなくなってしまう

複数人と同時進行をすることで、逆に本命を決めきれなくなってしまう恐れがあります。

「全員の良い所は理解しているけど、付き合っていいのかがわからない」という悩みが出てしまうのです。

しかし複数人と同時進行する目的は、本命の相手を探すために行っているので悩んで当然です。

現在、複数人と同時進行していて、誰もピンとくる人がいないのであれば、急いで選ぶ必要はないでしょう。

婚活中に同時進行を続けていくうえでの注意点

続いて婚活中に同時進行を続けていくうえでの注意点について解説していきます。

  • 闇雲に人数を増やさない
  • 期間をあらかじめ設定しておく
  • 1人になる時間を作る
  • 本命以外は関係を切る
  • 条件をあらかじめ決めておく

一つずつ見ていきましょう。

闇雲に増やさない

同時進行の人を増やせば増やすほど、スケジュール管理や対応が難しくなっていきます。

そのため同時進行する人数は闇雲に増やさず、最初は2~3人に留めておくようにしましょう。

自分が対応できる人数を見極めながら、徐々に増やして行くことがポイントです。

期間をあらかじめ設定しておく

また同時進行する期間をあらかじめ決めておくことで、ダラダラと関係を続ける必要がなくなり、無駄な時間を過ごさなくてよくなります。

一人ひとりに使える時間をあらかじめ計算し、デート回数を決めておくことで、それまでにピンとこない場合は切るという対応にすれば、より効率的に婚活を行うことが可能です。

複数人と長いお付き合いをしても仕方ないので、複数人の中で必ず本命を見つけるのではなく、それぞれに仮交際期間とデート回数を設定しておくことがコツの1つです。

一人になる時間を作る

複数人と同時進行していると、自分の時間がなかなか取りづらくなってしまいます。

仕事終わりや休日を使って、複数人とデートしていくことになるので、自分に使える時間も同時に減っていきます。

同時進行は体力を使うので、自分のカラダを休める日を作ることが大切です。

本命以外は関係を切る

本命の相手が見つかったら、他の交際相手は直ちに関係を切らなければいけません。

結婚相談所によっては本交際を成婚扱いにしているところもあるので、本交際の状態で複数人と付き合うことは浮気になってしまいます。

本交際する相手が見つかったら、本交際する相手と他の仮交際相手には状況を伝えることがマナーなので注意が必要です。

条件をあらかじめ決めておく

相手に求める条件が全く定まらないままだと、同時進行で付き合っていく人数もどんどん増えていく恐れがあります。

先述したとおり、同時進行している人数は増えれば増えるほど、予定の管理や特徴の違いが複雑になってしまいます。

ある程度自分の中で条件を設定して、その中で同時進行して仮交際していく人を選んでいきましょう。

婚活中の同時進行は一般的

結婚相談所には仮交際というシステムが存在するので、同時進行自体は特にマナー違反ではなく一般的なものです。

同時進行することで、複数の異性を同時に比較することができるので、短期間かつ効率的に婚活を進めることができるメリットがあります。

一方で、複数人と付き合うことで、結果的にお断りする人もいるので、断る勇気も必要になってきます。

同時進行は相性の良い本命の交際相手を探すのに最適な方法なので、効率よく婚活を進めていきたい方は利用してみてください。

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