婚活コラム

熟年結婚ってどうなの?オトナ婚のメリットデメリットや注意点について解説

熟年結婚ってどうなの?

離婚大国と呼ばれる日本では、実に90%の夫婦が54歳までに離婚するというデータがあり、それに伴い50歳以上のいわゆる「熟年結婚」が増えてきています。

最近では「オトナ婚」と呼ばれることも増え、徐々に一般化してきています。

熟年離婚をする理由は様々ありますが、本記事では、熟年結婚のメリット屋デメリット、注意点について詳しく解説しています。

これから熟年結婚を考えている方や結婚は諦めていた方は是非結婚のメリットと同時に確認しておきましょう。

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熟年結婚のメリット5選

熟年結婚のメリット5選

早速、熟年結婚のメリットについて解説していきます。

「結婚は人生の墓場」と言われることも多々ありますが、年を召してからの結婚の良さについて以下で紹介しています。

  • 年齢ならではの安定感
  • 年を気にせずに新鮮な恋愛が楽しめる
  • 孤独死する可能性が下がる
  • 経済的な心配が少ない
  • お互いの健康状態を確かめ合える

一つずつ見ていきましょう。

年齢ならではの安定感

50代を超えてから結婚をするとなると、若い人のように不規則な生活を送ることなく、安定感のある生活を送ることができる可能性が高いです。

若いうちの激しい恋愛をしていくのもよいですが、熟年には熟年の安定感のある恋愛を楽しむことができます。

お互いに自立している年齢なので、精神的・経済的に安定しています。
色々恋愛を経験して、人間の善し悪しを判断できるような年齢での結婚はうまくいく可能性が高いでしょう。

年を気にせずに新鮮な恋愛が楽しめる

一方で、年を気にせずに新鮮な恋愛を楽しめるのも熟年結婚の魅力の一つです。

恋愛は若い人だけと思われがちですが、男女である限りいくつになっても仲睦まじくいたいものですよね。

恋愛をする条件というものはないので、50代を超えても新鮮な恋愛をすることが可能です。

いわゆるアラフィフヤアラカンと呼ばれる世代でも、若々しく恋愛が楽しめるのが熟年結婚の特徴です。

孤独死する可能性が下がる

最近、身寄りのないお年寄りが一人暮らしで誰にも看取られずに亡くなっている「孤独死」というのが話題になっており、今や社会問題として身近になってきました。

老後の孤独死を不安視しているアラフィフ・アラカン世代の人も他人ごとではないです。

高齢化社会の影響で、社会的にも孤立してしまうケースが多いようです。

しかし熟年結婚をして一緒に住んでくれる人さえいれば、孤独死する可能性がぐっと下がります。

熟年結婚は死のリスクを遠ざけるといったメリットもあるのです。

経済的な心配が少ない

また熟年結婚のメリットとして、若いうちよりかは経済的に安定しているといった特徴があります。

50代以上で勤めていれば、ある程度の収入は確保できており、また残り数年で年金生活に移行することができるので経済的な不安は若い人よりは少ないはずです。

また熟年結婚が初婚場合、貯金さえしていれば生活に困るようなことはほとんどないでしょう。
特に2馬力で働いているようであれば、セカンドライフとして人生を愉しむことができますよ。

お互いの健康状態を確かめ合える

孤独死と少し関連していますが、お互いの健康状態を確かめ合えるというのは一つメリットと言えます。

年を取ると年齢が外見に出てきますが、自分では気づかない変化というのはいくつかあります。

お互いに毎日顔を合わせていれば、相手の健康状態の変化というものにも敏感になっていくものです。

特に熟年となると余計に身体のことが心配になりますよね。

客観的に自分の件状態の変化を知ることができるのは、熟年結婚のメリットと言えるでしょう。

熟年結婚のデメリット4選

熟年結婚のデメリット

続いて熟年結婚のデメリットについてご紹介します。

もちろん結婚することはいいことですが、熟年結婚にもいくつかデメリットが存在します。

  • 親の介護を気にする必要がある
  • 相続問題
  • 人の目が気になる
  • お墓問題

基本的に熟年結婚する夫婦全員に当てはまることなので、一つずつ確認しておきましょう。

親の介護を気にする必要がある

熟年ともなると、相手方の親は亡くなっているか介護者の可能性があります。

その場合結婚生活と同時に介護生活が始まります。

介護が原因で離婚する夫婦も少なからずいるので、しっかり確認しておくことが大切です。

もし介護によって生活のほとんどの時間が奪われてしまうというのであれば、介護のサービスが利用できるか相談してみるのも一つの手です。

高齢化社会の今の日本では、必ず助けてくれるサービスがあるはずです。

相続問題

熟年結婚は相続のトラブルを起こす可能性もあります。

例えば、パートナーと死別した人が再婚した場合、子供がいれば本来相続されるべきであった資産を分けることになるのでトラブルが起きやすいです。

財産分与は直接お金が関わってくるところなので、再婚する場合は特に注意する必要があるでしょう。

人の目が気になる

熟年結婚が一般化してきたのは事実ですが、まだまだ当たり前の世の中ではありません。

そのため結婚したことに対して何か思われているのではないかと気にしてしまうのも無理はないでしょう。

しかし世間や周りは思ったより自分のことを気にしていないものです。

そもそも結婚というのはめでたいものなので、少しタイミングが遅かったとしても祝われることがほとんどです。

そのため人の目を気にして結婚を踏みとどまっているのであれば、気にせずに結婚しても全く問題ないでしょう。

お墓問題

一方が前のパートナーと死別している場合は、どこのお墓に納骨するか問題になってきます。

今までは、前のパートナーと同じお墓に納骨するのが主流でしたが、最近では今のパートナーやご家族に抵抗感があるケースが増えてきました。

こういった場合の納骨場所は特にルールやマナーが設定されていないので、基本的に自由ではありますが、基本的には相談して決めることをおすすめします。

熟年結婚の注意点3選

では熟年結婚するにあたって注意点は知っておきたいですよね。

熟年結婚するにあたって確認しておきたい注意点は以下の通りです。

  • 子供を産むかどうかの選択
  • 結婚式を挙げるかどうかの選択
  • 結婚生活を楽しんでいけるかどうか

一つずつ確認していきましょう。

子供を産むかどうかの選択

熟年結婚するにあたって一つ注意点は子供を産むかどうかの選択が必要ということです。

特に男性は子供が欲しいというイメージが強いですが、女性は子供が産める年齢がある程度決まっています。

また高齢出産は命の危険があるので、子供を産むかどうかは必ずお互い話し合う必要があるでしょう。

子供に関する価値観は男女によって大きく異なるので、年齢も考慮しながら理想だ毛で話し合わないようにするのが適切です。

結婚式を挙げるかどうかの選択

結婚式を挙げるかどうかもしっかり話し合う必要があるでしょう。

「この年齢で挙げるには抵抗がある」という意見を持つ女性もいれば、「人生のイベントだから挙げたい」という意見を持つ女性もいます。

特に結婚式は女性の方が憧れを持っているケースが多いので、しっかり話合うことが大切でしょう。

折衷案として、今や小規模で行うことのできる結婚式も増えています。

派手に行うことに抵抗がある夫婦の場合は、小規模の結婚式を挙げるのも一つの手でしょう。

結婚生活を楽しんでいけるかどうか

熟年結婚は、若いほどアクティブな行動はできないので、結婚生活を楽しむための項目が必要になります。

そのためお互いに共通の趣味を持つと、安定した距離感で結婚生活を楽しむことができるでしょう。

熟年結婚において亭主関白は必要ありません。

お互いに寄り添って楽しむ気持ちを持つことが、熟年結婚を円滑に進めるためには必要と言えるでしょう。

熟年結婚は増えている

熟年結婚は増えている

本記事で何度か触れている通り、熟年結婚は昔より格段に増えました。

それは若い時に結婚する余裕がないまま年を取ってしまったケースや高齢化社会によって高齢者が結婚し始めたなど様々な理由があります。

しかし結婚というのはめでたいもので祝われるべき大きなイベントであることは間違いありません。

熟年結婚を考えているのに、人の目を気にして行動に移せないのは非常にもったいないです。

本記事を読んで熟年結婚のメリットデメリットについて納得できたカップルがいらっしゃれば、是非熟年結婚を考えてみましょう。

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