世の中の恋愛結婚をしたカップルの離婚率は30%を超えているので、3人に1人は離婚している計算なります。
一方、結婚相談所で成婚したカップルは、離婚率が低いと言われています。
本記事では、結婚相談所で出会ったいわゆる「お見合い結婚」の離婚率が低いと言われている原因や結婚相談所で成婚した2人が離婚する原因・結婚相談所で一生の配偶者を見つけるためのコツについて紹介しています。
結婚相談所の実態について詳しく知りたい方は、是非確認してみましょう。
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目次
結婚相談所の離婚率は低い
結論として結婚相談所の離婚率は恋愛結婚と比べても低いです。
お見合いで成婚したカップルの離婚率は10%を切るとも言われています。
以下では結婚相談所の離婚率が低い理由について解説しているので、詳しく見ていきましょう。
妥協せずに相手を選んでいるから
結婚というのは、一生付き添っていく相手を見つけることなので、一般的にはありませんが、
結婚相談所での成婚は特に、妥協せずに相手を選んでいるカップルが多いです。
一般的な恋愛結婚は、一目惚れや紹介などで始まるので、最初から結婚している意識はほとんどの場合ありません。
しかし、結婚相談所で出会うカップルは全て結婚を考えているカップルなので、スタートがまるっきり異なります。
最初から結婚を意識した2人だと、言動や行動も変わってくるので、最初のイメージとのギャップが少ないのも原因の一つでしょう。
確実に自分に合っている人だから
結婚相談所の出会いは、今まで出会った人の中から選ぶ恋愛結婚とは違い、結婚を意識している無数の人から選ぶところから始まります。
最初に相手の情報を得る方法は、プロフィール写真や情報になります。
プロフィールには、聞きづらい内容も含めて書いてあるので、最初から相手のことをしっかり知った上で、仮交際→真剣交際と進めていきます。
相手をじっくり選べられる分、成婚してからのギャップが少ないといった特徴があります。
恋愛結婚より、結婚相談所は自分にあった相手を見つけやすいという点で離婚率が低いのでしょう。
婚活のプロが間に入っている
結婚相談所によりますが、活動を進めていくうえで婚活のプロが間に入ります。
婚活のプロは、今まで何十人何百人の会員を成婚に導いてきた実績があるので、プロからのアドバイスを受けながら、相手と接していく分、ミスマッチが起きにくい特徴があります。
通常の恋愛にはこのような立場の人はいないので、もちろん的確なアドバイスをもらうことができない分、離婚率に繋がっていることもあります。
結婚相談所で成婚した2人が離婚する理由
では結婚相談所で成婚した2人が離婚するのに、どんな理由が挙げられるのか気になりますよね。
以下では、結婚相談所で成婚した2人が離婚する理由についていくつか紹介しているので、
一つずつ詳しく見ていきましょう。
相手のことをあまり知らない
結婚相談所で出会う二人はどうしても、恋愛結婚と違って関わってきた日数が違うので、
相手のことをあまり知らずに結婚してしまうケースがあります。
結婚相談所にいる会員は、結婚をしたい人のみなので、表面的な部分だけみて成婚に至り、相手のことについて知らないことが多く離婚してしまうことがあります。
これは結婚相談所のシステムの問題でもあり、最初から結婚を目的としている分、短期結婚が美徳とされている部分も関係しています。
結婚したい気持ちで先走ってしまうと、「結婚をすること」本来の意味をはき違えてしまうことがあります。
これによって結婚相談所で離婚する人が少なからず出てきてしまうわけです。
自分を隠している
これは、相手のことをあまり知らないことにも繋がりますが、お互いに素の自分を隠しているケースもあります。
結婚というのは、この先何十年も寄り添っていくわけですから、相手のことをよく知らないと、ある日突然価値観の違いや性格の不一致を感じてしまうことがあります。
出会ったばかりの人に、本当の自分を見せるのは抵抗がある人もいますが、この先には結婚があることを忘れている人も中にはいます。
いきなり自分の素を出すことは難しいですが、すぐに自分を出すタイミングを失ってしまうと、中々その後出していくのは難しいでしょう。
相手に合わせてしまう
結婚したい気持ちが先走ってしまい、相手のペースに合わせて、いつのまにかストレスをためている人がいます。
それは結婚生活を続けていくうえで非常に問題になります。
お互いが自分の言いたいことを我慢している状態は、相手のことを思っている反面、お互いのことを考えられていない状況にあります。
しかし自分の意見を言いすぎると、相手が自分に合わせてしまう構図ができてしまうので、注意が必要です。
言いたいことと言わなくていいことのバランスは、関わっていくうちに自分の中で決めていくと良いでしょう。
結婚相談所で一生の配偶者を見つけるには
では結婚相談所で相手を見つけるには、何を基準に活動していけばいいのか気になりますよね。
恋愛結婚でも難しい一生の配偶者を、結婚相談所で見つけるための方法について以下で紹介しています。
確認していきましょう。
中身をとことん知る
結婚相談所においては、恋愛結婚と違って出会ってからの期間が短いので、短期結婚を望む場合は特に、相手のことをとことん知るために動かなければいけません。
人間ですから、結婚相手にしたい基準は人によって異なります。
顔やルックス、学歴や年収など様々です。
しかし結婚とは、この先何年何十年も付き添っていくわけですから、見た目よりよっぽど中身の方が重要です。
どんな高学歴で高年収のイケメンがいたとしても、態度が悪くて手を出すような思いやりや常識が欠けている人がいたら最悪ですよね。
結婚相談所において相手のことをとことん知るのはかなり重要なので、気になる人がいたら粗を探すつもりで色々聞いてみるのも一つの手でしょう。
日常生活を含めた価値観の合う人を選ぶ
日常生活を見据えて、価値観や性格の合う人を選ぶことが大切です。
離婚の多くの原因は、価値観の違いや性格の不一致と言われています。
結婚相談所では、成婚に至るまでに仮交際や真剣交際を経るので、じっくり相手の性格や価値観を見極めていくことが大切です。
また結婚相談所には、短期結婚を狙う場なので、表面的に性格が良いと感じる人は多くいます。
しかし大事なのは「日常生活を含めた価値観」で、結婚をしたら相手と日常的に関わらなければならなくなります。
是非、日常生活を含めた価値観の合う人を見極めていきましょう。
具体的な結婚生活を話し合う
デートを重ねていく間に、相手と具体的な結婚生活を話し合うもしくはイメージができるのも非常に重要です。
相手のことがいくら好きだとしても、経済的に不安定だと具体的な結婚生活は見込めませんよね。
また具体的な結婚生活やイメージを相手に話すことで、相手の本気度を測ることもできます。
そのため、相手と具体的な結婚生活を話しあうのもおすすめです。
結婚相談所の離婚率は低い
結婚相談所の離婚率は、下記の要因によって比較的低いと言われています。
- 妥協せずに相手を選んでいるから
- 確実に自分に合っている人だから
- 婚活のプロが間に入っている
になります。
恋愛結婚と違う部分は、間にプロを挟むことで相手のことを詳しく知ることができることです。
また結婚相談所という性質上、結婚に対してお互いに真摯な気持ちがあるところも関係しています。
ただし離婚率を基準に結婚相談所を選んでも、成婚率が高いかどうかは異なります。
全体の離婚率を気にする必要はないので、どんな結婚相談所に入会しても、真面目に活動していきましょう。
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