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亭主関白はどういう人のことを指す?モラハラとの違いや上手な付き合い方について解説

亭主関白はどういう人のことを指す?モラハラとの違いや上手な付き合い方について解説

昭和の時代に昭和の有名な歌手さだまさしさんが出した「関白宣言」が大ヒットしたように、関白という言葉は昔から一般的に使われていました。

モラハラという言葉が一般化したおかげで、最近ではめっきり聞かなくなりましたよね。

では亭主関白というのは一体どういった意味でモラハラとの違いはなんなのでしょうか。

本記事では、亭主関白の特徴に加えて、亭主関白になりやすい男性の特徴やうまく付き合っていく方法について解説しています。

詳しくて見ていきましょう。

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亭主関白とは?

亭主関白とは?

亭主関白というのは、簡単に言うと家庭内において夫が力を持っていることを言います。

関白は昔の言葉で天皇を表し、亭主は夫を表しているので、権力の強い夫という意味になりますね。

一方でモラハラは、モラルハラスメントの略で、倫理・道徳に欠いた発言を行うことを指しますので、ほとんどいじめのようなものなのです。

巷では「大人のいじめ」と呼ばれることがありますが、亭主関白は倫理に反しているわけではありません。

あくまで亭主関白は権力を持っているだけですが、モラハラは人道に反していることを指します。

そのため精神的に傷ついているかどうかも一つ指標になってくるでしょう。

亭主関白の特徴とは

モラハラの違いの次は、亭主関白の特徴について解説していきます。

  • 家のことは女性がやるという考えを持っている
  • ワガママ
  • 仕事人間
  • 一言多い
  • 金銭感覚がまとも

今度は亭主関白の本当の特徴について確認しておきましょう。

家のことは女性がやるという考えを持っている

亭主関白という言葉が昭和の時代に流行った通り、亭主関白は古い考えであるというのが一般的なイメージです。

昔は男性が働きにでて、家のことは女性がやるという文化だったので、亭主関白の考えにもそれが根付いています。

多様性が認められた現代で、たとえ女性が働きに出ていても女性は家のことをやるという考えが強いため衝突が起こりやすいです。

亭主関白とまではいきませんが、まだまだ家事=女性というイメージを持っている男性も少なくないでしょう。

ワガママ

亭主関白な男性は、自分が正しいと思い込んでいる性格なので、たとえ自分が間違っている場合でも非を認めることはありません。

家族で出かけても一人で行動することを好み、家事をしてもらったことに対しても文句を言うケースが多いでしょう。

基本的に亭主関白の男性は、ワガママであることが多いです。

仕事人間

亭主関白とモラハラの違いとして、人格を否定しないということです。

亭主関白は愛情表現こそ苦手ですが、家族のために仕事をしているという信念を持っている男性が多いのが特徴です。

仕事に時間を使っているのだから、女性は家のことをしてほしいというのが亭主関白の考え方になります。

相手の言い分も少しわかってしまうというところも亭主関白の特徴になります。

一言多い

亭主関白の男性は、相手を理不尽に傷つけるようなことはしません。

暴力を振るうなんてもってのほかですが、一言多いのが特徴的です。

家事をしてもらってもクオリティに文句を言うことがあります。

金銭感覚がまとも

亭主関白は家族を大切にする信念を持っているので、無駄遣いすることはほとんどありません。

妻のブランド物や必要のない嗜好品を見つけると怒られることも多いでしょう。

とにかく無駄遣いをしないので浮気などの心配もほとんどないのはメリットとも言えるでしょう。

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亭主関白になりやすい男性の特徴とは

亭主関白になりやすい男性の特徴とは

交際中の彼が結婚してから亭主関白になったら嫌な人たくさんいますよね。

以下では亭主関白になりやすい男性の特徴について紹介しています。

  • 元々家庭が亭主関白
  • 古い考えを持っている
  • 固定観念を持っている

一つずつ確認していきましょう。

元々家庭が亭主関白

元々の家庭が亭主関白の場合、男性も亭主関白になりやすいです。

家庭というのは知らないうちに常識を自分に植え付けられているものなのです。

自分の中の当たり前が実は亭主関白と呼ばれる要因になっていることがあります。

お礼が言えない

亭主関白になりやすい男性は自分がしてもらったことにお礼が言えない人に多いです。

亭主関白の男性はプライドが高いことがイコールなので、普段からお礼を言わない人は危険信号です。

お礼を言わない男性に惹かれることは少ないと思うので、結婚後に発覚することはまずないでしょうが、お礼を言えない男性には注意しましょう。

固定観念を持っている

亭主関白な男性は「女性はこうである」という固定観念を持っていることが多いです。

女性らしくないことを認められない素振りや頼ってほしいと言う男性には注意が必要でしょう。

亭主関白と上手に暮らしていく方法

では亭主関白の男性と上手に暮らしていく方法はないのでしょうか。

以下では亭主関白の男性と上手に暮らしていく方法について解説していきます。

  • 男性として頼っている姿勢を見せる
  • 褒めることを忘れない
  • 余計な一言に反応しない

一つずつ見ていきましょう。

男性として頼っている姿勢を見せる

亭主関白な夫を持った女性は、男性に頼っている姿を見せることでうまく付き合っていくことができます。

かたくなに家事をやらない男性であっても「私はうまくできないからやってほしい」などの姿勢を見せることで亭主関白な男性は仕方ないという心理が働くものです。

男性は自分が上に立っていることを前提としている生き物なので、特に亭主関白な男性に対しては、相手を頼っている姿勢が効果的でしょう。

褒めることを忘れない

頼っていることとセットですが、亭主関白な夫は常に褒めるスタンスを持っていることが大切です。

もちろん「できてすごい」という褒め方ではなく、出来栄えを褒めてあげることがコツです。

亭主関白な男性は尊敬される存在であることに価値を持っているので、自分が上に立てるほど嬉しく感じるのです。

女性側も細かい家事をやってもらって当たり前という気持ちは捨てて、ことあるごとに褒める気持ちを持っておくことが大切でしょう。

余計な一言に反応しない

亭主関白な男性は、余計な小言を日常的に吐いてきます。

毎回傷ついたり反応したりすると精神的に疲れてしまいますし、なにより長続きしていきません。

たまには相手にイラっと来ることもあるでしょうが、反論すると争いが起きること間違いなしです。

奥の手は離婚をチラつかせることです。

亭主関白な男性は家庭を大事にしているケースが多いので、この方法は効果的であることが多いです。

人によっては相性がいいのが亭主関白

人によっては相性がいいのが亭主関白

本記事では、亭主関白の特徴、亭主関白になりやすい男性の特徴、うまく付き合っていく方法について紹介してきました。

ここまで読んで亭主関白が悪いと感じた人もたくさんいるでしょうが、それは真実ではありません。

冒頭に触れたとおり、亭主関白はモラハラと違って人道に反した特徴ではありません。
男性を全面的に頼っていきたい女性や多少の厳しさが好みの女性も世の中にはたくさんいます。

このように人によっては相性のいい特徴でもあるので、周りに亭主関白と呼ばれる人がいても外から何か言う必要はありません。

ただし自分と相性が合わず、亭主関白なのかモラハラなのか区別がつかないような状況であれば、必ず相談する必要があります。

夫の言動で精神的に傷ついているのであれば、すぐに周りの人に相談するようにしましょう。

本記事を読んで亭主関白とモラハラの違いはしっかりと理解しておく必要があるでしょう。

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