婚約を誓った男女は正式に籍を入れるまで、幸せな日々を過ごすはずですが、残念ながら婚約破棄によって結婚の約束が無くなってしまうことがあります。
プロポーズをして承諾を得たのに、結果的に結婚できなかったケースは少なくありません。
本記事では、よくある婚約破棄の理由や慰謝料が発生する場合・婚約破棄をする方法や注意点について紹介しています。
一つずつ確認していきましょう。
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目次
よくある婚約破棄の理由7選
早速、よくある婚約破棄の理由7線についてご紹介します。
- 相手の浮気が発覚した時
- マリッジブルー
- 結婚観にズレがあった
- 義両親とうまくいかない
- 金銭感覚にズレがあった
- 結婚準備で喧嘩した
- 隠し事が発覚した
一つずつ見ていきましょう。
相手の浮気が発覚した時
女性が男性に対して婚約破棄をする一番の理由は、浮気が発覚した時です。
実際浮気癖は直らないので、交際の期間に浮気を許した経験があると、婚約してから再度発覚して破棄になるという話はよくあります。
婚約の時点で浮気が発覚してしまうと、結婚してからも浮気する可能性が高いという理由から婚約を破棄されるケースが多いです。
マリッジブルー
来る結婚に対して、不安な気持ちや気分が落ち込んだりすることをマリッジブルーと言います。
「精神的なものだから気の持ちようだろう」という人もいますが、精神的な不安は様々な身体的ダメージに繋がります。
特に女性は苗字が変わることや職場環境が変わること、出産のことなど考えることが多いので不安になりやすいとされています。
結婚は基本的には人生で何回もあるわけではないので、わからないことを始める前の不安として、一般的に起こりうることでもあります。
結婚観にズレがあった
婚約してから大きな価値観のズレが発覚した場合も、婚約破棄に繋がる可能性があります。
例えば子供が欲しい妻と子供がいらない旦那の場合も意見が食い違ってしまいますし、一戸建てに住むか賃貸に住むかでも変わってきます。
小さな意見の食い違いなのであれば問題ありませんが、人生単位で大きな選択でズレがあると、相手と分かり合えないということがあります。
ほとんどの場合、婚約前に大きな価値観のズレは解消しているはずですが、交際がなかった結婚やお見合い結婚など、付き合いが短いカップルの結婚の場合は、注意しましょう。
義両親とうまくいかない
特に女性の場合、男性側の両親とうまくいかずに婚約を破棄してしまうことがあります。
末っ子や一人っ子の男性を子に持つ親の場合、子供がいなくなることに抵抗を持っていることがあります。
婚約をする時点で、男性側が女性の紹介や誤解を解く必要があるので、そういった配慮や行動が見られないと、大切に思ってくれていないとされ結婚を考えられなくなってしまいます。
また将来的に介護が必要な場合も、しっかりと話し合う必要があります。
多様性が認められている現代では、お互いが納得していれば結婚が許されていますが、お互いのバックボーンである部分も理解することで、結婚後もうまくやっていける可能性が高いでしょう。
金銭感覚にズレがあった
結婚においては、特にお互いの金銭感覚というのは重要になります。
ブランド物が好きな妻と倹約家の旦那、プチプラが好きな妻とブランド物が好きなダンナと、お互いに金銭感覚にズレがあると意見がぶつかることが多いです。
特に結婚においては、将来的にかかるお金が多いので、お互いのお金の事情について知っておく必要があります。
お互いに貯金額を共有や家計簿をつけるなど、将来のことを見据えたお金の使い方ができていると、婚約破棄にも繋がる心配もないでしょう。
結婚準備で喧嘩した
結婚準備で喧嘩して婚約破棄になったケースも中にはあります。
挙式の準備で男性側が意見を言わなかったり、両親への挨拶に乗り気じゃなかったりと特に、女性ばかり損をしている時に起こりやすいです。
男性は女性の意見を尊重しようと思って、つい「なんでもいいよ」と言ってしまいがちですが「なんでもいい」で喜ばれるケースはこの世にほとんどありません。
女性は男性に決めてほしいのではなく、結婚に対して積極的な姿勢を見せてほしいのです。
相手のことを考えた意見であることはわかりますが、発言には気を付けるべきでしょう。
隠し事が発覚した
浮気や借金に限らず、隠し事が発覚した時は婚約破棄に繋がりやすいです。
国籍や性別、前科の有無などが婚約してから発覚すると良くありません。
基本的には隠していた内容が悪いのではなく、婚約するまで隠していたことに対してショックを受けるケースが多いです。
婚約するほど理想的な相手に出会えたのであれば、婚約する前に伝えることがお互いにとって一番良いでしょう。
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慰謝料は婚約破棄における正当事由がないと請求できない
婚約破棄は理由によっては、慰謝料が発生することがあります。
この婚約破棄で慰謝料が発生するに値する理由のことを、正当事由としており、正当事由がなければ慰謝料を請求されることも請求することもできません。
慰謝料の相場、婚約破棄の理由によって異なるので一概には言えませんが、不当な理由で婚約破棄をすると慰謝料を請求されることがあるので注意しましょう。
婚約破棄をするときの方法や注意点
続いて、婚約破棄をするときの方法や注意点について解説します。
- マリッジブルーでの婚約破棄は少し待ってみる
- 証拠を持っておくと婚約破棄しやすい
- 女性であれば指輪は返却する
一つずつ見ていきましょう。
マリッジブルーでの婚約破棄は少し待ってみる
マリッジブルーで、婚約破棄をしようと考えている人は少し待ってみましょう。
マリッジブルーは基本的には決定的な理由がないまま、何かわからない不安に襲われている可能性が高いです。
自分から解消するのは難しいですが、自分が今感じている不安をパートナーに伝えてみましょう。
女性が感じている不安は男性が感じ取るのは難しいですが、伝えてくれたことには真摯に向き合ってくれますし、口に出すことで不安を多少取り除ける効果もあります。
パートナーに言いにくい場合は、友人や家族などに相談するのも一つの手です。
とにかく今の状態でいると不安を解消することはできないので、気分転換に好きなことを目いっぱいしてみるのも良いでしょう。
結婚は急いでするものではありませんので、せっかく長い時間をかけて決めた相手なのですから簡単に手放さないようにしましょう。
証拠を持っておくと婚約破棄しやすい
もし、婚約破棄を考えて慰謝料請求を望んでいるのであれば、証拠を用意しておくことが重要です。
婚約というのは一般的に「約束」であるため、お互いが納得している必要があります。
婚約した事実や証拠がないと取り合ってくれない可能性があるので、婚約指輪や式場予約の契約書や音声など、証拠になりそうなものは取っておくことをおすすめします。
女性であれば指輪は返却する
女性側が婚約を破棄したいのであれば、原則もらった婚約指輪は返却しましょう。
「もらったものに罪はない」という言葉がありますが、どんな形であれあなたを思って選んでいることに間違いはありません。
また返さないことによって、指輪の額の請求をされてしまう恐れがあるので、基本的には返すことをおすすめします。
しかし例外があるのであれば、返す必要はありませんので、話し合える環境にある人は、話し合って決めましょう。
婚約破棄のショックは時間が解決してくれる
相手が結婚するに値しない人の場合、簡単に婚約破棄することができるかもしれませんが、婚約破棄をされる側は、かなりの精神的なショックを受けます。
相手側に非がない場合は、特に落ち込むでしょう。
しかし結婚というものは運命なので、結婚に至らなかった人は全員自分の運命の人ではなかったという考え方が重要です。
もちろんすぐに立ち直ることはできないでしょうし、すぐに立ち直る必要もありません。
時間が経つと自分の中でも考えが変わって、腹落ちさせることができるので、時間をかけて解決することが一番の近道です。
婚約破棄しないようにあらかじめ確認できることは、確認してズレがないようにしておくことが大切です。