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結婚相談所で結婚するのに必要な貯金額とは?お金がかかる場面や貯金額よりも大切な特徴について解説

婚活をするうえで重視する点の一つとしてあげられるのが貯金額。

度々話題になる「結婚相手に欲しいのは年収500万円の普通の男性」の通り、婚活において相手に経済力を求めるのは一般的です。

では結婚相談所の婚活において貯金額はどれぐらい求められており、一般的な貯金額とどれだけ違いがあるのでしょうか。

本記事では結婚相談所で婚活する人の貯金額の平均と一般的な貯金額の平均の違い、貯金額を公開するメリットデメリット、結婚においてお金がかかりやすいといわれている項目について紹介していきます。

詳しくて見ていきましょう。

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結婚相談所で結婚する際に必要な貯金額は400万円ほど

仮に結婚式や新生活で新たにかかる費用と概算した場合、必要な貯金額は300~400万円といわれています。

実際に「ゼクシィ結婚トレンド調査2019」でも。結婚直前の夫婦の平均貯金額は平均323.8万円とされており、実際の貯金額の平均と必要と言われている貯金額はほとんどは合致しています。

実際にお金の問題で離婚に発展するケースも少なくありません。

結婚が決まったもしくは結婚を希望する段階で、貯金は計画的に行っていくべきです。

結婚相談所で結婚する際の貯金額について

貯金額は結婚相手を決めるうえでの条件の一つ

貯金額は相手を見定める条件の一つとして重要なポイントです。

基本的に結婚相談所では、収入証明書の提出はあっても貯金額や資産の公開は義務付けられておりません。

しかし収入証明書が必要であることや世の中にハイクラスの結婚相談所が存在することを鑑みると、経済力というのは結婚相手を見極める重要なポイントということがわかります。

実際に一般社団 日本リレーションシップ協会の調べによると、結婚相手に求める条件の1位は、既婚未婚に関わらず「経済力」が60%を超える形となりました。

ほとんどの女性が相手に経済力を求めることがわかったので、たとえ結婚相談所で貯金額や資産の公開が義務付けられていなかったとしても、多く持っている人は公開するほうが優位に立てるのは事実です。

結婚相談所の会員の貯金額の一般的な立ち位置

では結婚相談所の会員は世間の平均貯金額とどれぐらいの差があるものなのでしょうか。

しかし結婚相談所は貯金額の提示が義務付けられていないので、結婚相談所入会者の平均貯金額のデータはありません。

なので、未婚男性の平均貯金額を見ていきましょう。

金融広報中央委員会が出している令和3年「家計の金融行動に関する世論調査」[単身世帯調査]の結果はこちら。

年齢 平均貯金額 貯金額中央値
20代 179万円 20万円
30代 606万円 56万円
40代 818万円 92万円
50代 1067万円 130万円
60代 1860万円 460万円

平均額を見ると少し高いように感じる方もいますが、中央値で見ると少し現実的と言えますね。

中央値は調査した貯金額を小さい順に並べていった場合の真ん中の数字なので、一番多い貯金額というのはこのあたりの額になるでしょう。

先ほど紹介した結婚に必要な貯金額を見てみると、現実とは少し乖離しているのがわかりますね。

結婚に必要な資金を貯めるには、1人ではなく2人で協力して貯めるのが現実的でしょう。

結婚相談所で貯金額を公開するメリット

先述した通り、結婚相談所では貯金額を公開する義務はありません。

しかし貯金額を公開することによっていくつかのメリットも存在するのです。

以下では結婚相談所で貯金額を公表するメリットについて紹介していきます。

  • 安心感を与えることができる
  • 堅実さをアピールすることができる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

安心感を与えることができる

貯金額が多い人が公開することで、相手に将来への安心感を与えることができます。

先述した通り経済力は結婚相手を決めるうえで重要だとお伝えました。

しかし結婚相談所では公開する義務がないので、多少の経済力があっても貯金ができない人では不安を与えてしまいます。

なのでコンシェルジュに貯金額を公表して発表すべき金額なのであれば、アピールポイントとして利用することをおすすめします。

貯金額を公表することによって離れていく人は、もともと経済力しか見ていない人なので、そこまで重要視する必要はありません。

またそこまで多くなくても、結婚相談所は結婚するために入会している人しかいないので、女性にとっても将来をイメージしやすいという意味でも重要なのです。

堅実さをアピールすることができる

一定水準の貯金額を持っている相手に堅実さをアピールすることができます。

高水準の経済力を持っているが貯金が全くない男性と、収入そこそこで貯金が数千万以上ある男性の場合、堅実さでいえば後者のほうがありますよね。

結婚においては堅実さは大きなアピールポイントになるので、貯金が得意な方はアピールしてもよいでしょう。

結婚相談所で貯金額を公開するデメリット

しかしむやみやたらに貯金額を公表した場合、デメリットもあります。

  • いやらしく見えてしまうことがある
  • かえって不安を植え付けてしまう

詳しくてみていきましょう。

いやらしく見えてしまうことがある

特に貯金額が多い人がむやみに公表することは、相手に不快な思いを与えることがあります。

人によってはプライドを傷つけられてしまうこともありますし、自分の自慢話しか話さないと思われてしまうかもしれません。

また貯金額が多いことのアピールが増えてしまい、ほかの良いところをアピールできていないこともあります。

貯金額が多いことにデメリットはありませんが、伝え方によってはよくない印象を与えかねないので注意しましょう。

かえって不安を植え付けてしまう

そこまで貯金額がないのに公表してしまうことによって、うまくいっていた関係が崩れてしまうことがあります。

うまくいっていて今後も仲良くしていきたい場合、いずれ伝えなければいけないですが、相手に不安を与えてしまうこともあります。

貯金額がネックになっている場合は、わざわざいう必要はないので、聞かれた時だけ伝えるようにしましょう。

結婚相談所で結婚する際にお金がかかる場面

結婚に必要な貯金額は大体300万円~400万円とお伝えました。

以下では結婚において費用がかかりやすい場面について紹介していきます。

それでは見ていきましょう。

結婚相談所での活動資金

結婚相談所で活動する際は活動資金として費用がかかります。

入会金や月額の活動費、成婚がきまったら成婚料がかかります。

結婚相談所にもよりますが、成婚退会まで行くと数十万円はかかります。

一般的な平均貯金額にはここは含まれていないので、結婚相談所で活動する際は活動費を上乗せして考える必要があるでしょう。

結婚式費用

結婚式の費用は規模や着用ドレスによって異なりますが、460万円はかかるでしょう。

近年では大々的な結婚式をは行わずに親族のみ招待して小規模で行う結婚式や、写真ととるだけの結婚式など手軽にできるものも増えてきました。

10万円ほどから撮ることもできるので、大々的には上げられないけどドレス姿を残しておきたいという方にはおすすめです。

新婚旅行代

新婚旅行は場所にもよりますが、旅行なのでそれなりの費用がかかります。

人気のハワイやヨーロッパなどは数十万円はかかるので、海外旅行を検討している方は、まとまったお金の用意が必要になります。

株式会社エアトリが行った新型コロナ前の新婚旅行平均費用は、30台以上は「30万円以上50万円未満」と答えました。

すぐに用意できる金額ではないので、計画的に貯金しておくことが大切です。

新生活費用

結婚後に新しく同棲を始める場合、引っ越し代や入居代な度様々な費用がかかります。

それぞれが実家暮らし一人暮らしの場合、二人用の家具家電をそろえなければいけませんし、賃貸契約の敷金礼金などを含めると大きな金額になってきます。

貯金がなくて厳しいという方は、結婚助成金を利用しましょう。

結婚助成金は正式には「結婚新生活支援事業費補助金」と呼ばれており、新婚世帯の生活支援補助を目的として、自治体と国から援助してもらえる制度のことです。

あくまで新居の住居費や引っ越し費用を援助するもので、あとから申請することによって返金される仕組みです。

結婚は様々な料金がかかるので、こういった制度は使えるだけ使っておくとお得です。

結婚したらもらえる助成金ってなにがある?申請方法や条件・注意点について解説

出産・育児費用

子供が生まれた場合、出産・育児費用が別途かかります。

将来的にかかる費用は現時点で焦る必要はそこまでありませんが、すぐに必要なものもあります。

赤ちゃんが寝る用のベビーベッドや、衣類、ベビーカーなど諸々そろえると10万円はかかります。

また単純に一人養う人が増えたと考えると、食事代や生活費についても見直さなければいけませんね。

結婚相談所において貯金額以外でアピールできること

結婚相談所で貯金額が一定額ある人は公表したほうがいいとお伝えましたが、貯金額に自信がない人はどうすればいいのか気になりますよね。

もちろん貯金額は結婚相手を見定めるうえで重要なポイントの一つですが、それだけで結婚相手を決めるわけではありません。

以下では結婚相手を決めるうえで、貯金額以外に重要なポイントについて紹介していきます。

詳しく見ていきましょう。

収入は安定している

貯金額が現時点でなくても、収入が安定していればそこまで不安に思う必要はありません。

収入があるのに貯金ができないということは貯金の管理さえすれば貯金はできるということです。

本人に浪費癖があるのであれば直すのはなかなか難しいですが、他人が関与することで直すこともできますし、貯金をすることだってできます。

安定した収入がある企業に勤められているのであれば、貯金額が少ないこと以外は優秀なので自信を持ちましょう。

現金はなくても資産を持っている

貯金額がなくても、資産を持っていればかなりのアピールポイントになります。

例えば現金はないけど不動産投資をしてアパートやマンションを持っていたり、銀行預金はしていないけど、証券口座で動かしているお金はあると単純に貯金がない人よりかは十分にお金への理解がありますよね。

確かに現金は相手にとってもわかりやすいですが、金融資産など資産として提示できるものがあれば、不安に思う必要はないでしょう。

誠実さ

お金以外の面では、誠実さは結婚相手に必要なものとして重要なポイントです。

相手の話をしっかり聞いたり、仕事に対して熱心であったりと誠実さがあれば現時点で貯金がないことだって特段問題ではありません。

逆に貯金がたくさんあっても誠実さがなければ、長い結婚生活においては大きなストレスとして関係が悪くなる要因になります。

結婚観

相手に具体的な結婚のイメージを与えられることも大事です。

相手に好意があって結婚したいことも重要ですが、大人として結婚後のお互いの仕事や住まい、子供の有無や実家へのあいさつの頻度などを話し合えるのも重要です。

またこういった結婚生活のイメージをすり合わせずに、結局合わないとどちらがストレスが溜まっていく一方です。

貯金額が少ないと具体的な結婚観を理想にはなってしまいますが、貯金の計画も含めてアピールすることは大切です。

結婚相談所において貯金額はあくまで条件の一つでしかない

女性が結婚相手に経済力を求める傾向が強い時点で、貯金額というのは相手を決めるうえで重要な指標のひとつではあります。

しかし貯金額が多少あっても、他に足りないものが多ければせっかくの貯金額もアピールポイントにはなりません。

貯金額はも重要ですが、結婚に必要なのは総合力です。貯金額しかり誠実さや結婚観などを具体的に持っている人が、女性にも求められやすいのです。

本記事を読んで、もう一度婚活においての貯金額のイメージを考えてみましょう。

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